はじめまして。アウトドア好きスタッフの大日向です!
普段から登山やキャンプ、自転車など、さまざまなアウトドアを楽しんでいますが、どの活動においても補給食は重要な存在です。
長時間体を動かす場面では、適切なタイミングで補給食を摂ることが、疲労の蓄積を防ぎ、安全に行動を続けることにつながります。
これまでさまざまな補給食を試してきましたが、最近「実は干し芋って補給食にぴったりなのでは?」と考えています。
この記事では補給食を
①素材特性(栄養・成分)と
②食べやすさ(食後感・官能特性)
という2つの視点から、干し芋をアウトドア補給食として見たときの特徴を考えてみたいと思います。
補給食の主な分類
アウトドア補給食を考える際には、主に次のような要素が検討されます。
* エネルギー密度
* 消化・吸収速度
* 携行性
* 保存性
* 食べやすさ
* 食後の感覚(喉の渇き、口内残留など)
これらはすべてが同時に最適化できるとは限らず、基本的にはトレードオフの関係性です。
また、成分構成によって分類すると、概ね次のようなタイプに分けられます。
食品によって特性が異なるため、行動内容や好みに応じて使い分けることが一般的です。
| タイプ | 例 | 主な特徴 |
| 糖質主体型 | エネルギージェル、羊羹、干し芋 | 質を中心としたエネルギー補給。比較的素早く利用されやすい |
| 脂質主体型 | チョコレート、ナッツ | エネルギー密度が高く、少量でカロリーを確保できる |
| 複合型 | エナジーバー、シリアルバー | 糖質・脂質・タンパク質を組み合わせたバランス型 |
この中で考えると、干し芋は糖質主体型の補給食に位置づけられる食品といえます。
素材特性から見た干し芋
干し芋は比較的シンプルな加工食品です。
原料はサツマイモで、
蒸す → 乾燥させる
という工程で作られます。
栄養構成としては、
* 主成分は炭水化物
* 脂質はごくわずか
* 食物繊維を含む
といった特徴があります。
サツマイモ由来の糖(ショ糖やマルトースなど)が主成分であり、食物繊維を含むことも特徴です。
こうした成分構成は、満足感につながる要素の一つになる可能性があります。
こうした干し芋の特徴は、原料のさつまいもや製法によっても大きく変わります。
私たちが扱っている干し芋は、できるだけシンプルな製法で、さつまいも本来の旨味を引き出すことを大切にしています。
余計な手を加えず、自然な甘みでくどくなりにくい味わいを目指しています。
食べやすさについて
補給食を選ぶ際には、栄養だけでなく食べやすさ も重要です。
行動中や休憩時には、「口の中に残りすぎる」「喉が強く渇く」 といった食品は食べにくく感じることがあります。
例えばチョコレートのような油脂を多く含む食品は、口の中にコーティング感が残ることがあります。
これが口内の粘つきにつながり、行動中には食べにくく感じる場合もあります。
一方で干し芋は、脂質がほとんど含まれていません。
そのため、油脂を多く含む食品と比べると、口の粘つきは比較的少ないのではないかと考えています。
また、乾燥食品であるため保存性が比較的高く、持ち運びやすい点も特徴の一つです。
個人的には、自然な甘みでくどくなりにくく、疲れているときでも口にしやすい点も魅力です。
シンプルな製法で素材の甘みを引き出した私たちの干し芋は、こうした場面でも相性のよい補給食の一つかもしれません。
注意点
一方で、干し芋にもいくつかの注意点があります。
まず、脂質を多く含む食品と比べるとエネルギー密度は低めです。
そのため、大量のカロリーを短時間で補給したい場面では、ナッツやチョコレートなど他の食品の方が適しているでしょう。
また、ある程度水分を含むため、同じカロリー量でも重量はやや重くなります。
さらに、干し芋は製品ごとに
* 水分量
* 硬さ
* 甘み
などが異なるため、食べやすさや好みには個人差があります。
ある程度の咀嚼が必要で、場合によっては口に張り付きやすいと感じるかもしれません。
まとめ
補給食を選ぶ際に重要な、素材特性と食べやすさ。
干し芋は
・炭水化物を中心とした食品構成
・脂質が少ない
・食物繊維を含む
・保存性が比較的高い
といった特徴を持つ食品です。
アウトドア補給食にはさまざまな選択肢がありますが、干し芋もその一つとして取り入れてみる価値がありそうです。
素材の味わいを活かしたシンプルな干し芋は、アウトドアの補給食としても相性がよいのかもしれません。
近いうちに、実際のアウトドアシーンでも試してみたいと思います。
アウトドア好きの方は、補給食の選択肢の一つとして干し芋も試してみてはいかがでしょうか。