雪国に春の訪れを告げる山菜といえば、ふきのとう。
実は秋田県の県花にも指定されていて、私たちの会社がある羽後町では「ばっけ」と方言で呼ばれる、とても馴染み深い植物です。
春になると一気に芽吹き、山はもちろん、道端を歩いているだけで目に入るほど!

ふきのとうの主な食べ方といえば、やはり天ぷらや「ばっけ味噌」が定番。
アクが強めの山菜なので、たっぷりのお湯で茹でこぼしたり、油で調理したりするのがメインになりますが、洋風にマリネにするのもおすすめです。
独特の豊かな風味と強い苦みは少し人を選びますが、一度ハマる人にはたまらない、春ならではのクセになる味わいをしています。

そんな春の味覚をまだ楽しんでいなかったので、旬が終わってしまう前に私も買ってきました。
時期が遅くなってしまったため蕾が少し開き気味ですが、まだまだ美味しく食べられそうです。

今回は、粉をまぶして多めの油で揚げ焼きにし、そのまま煮浸しにしてみました。
本来なら丁寧に下処理したほうが良いですが、その工程は省略。
特有の苦みは少し強めに出るものの、面倒な下茹でも、たっぷりの揚げ油を用意する手間もなく、フライパンひとつで手軽に作れるのが気に入っています。
あと少しで5月、初夏を迎えますが、それでもまだ肌寒い秋田では、山菜のシーズンがもう少し続きます。
移ろう季節を感じながら、山の恵みをゆっくり楽しんでいきたいと思います。
