【自作きりたんぽ】作って食べてみた|鍋だけじゃない、"おつまみ"という新しい楽しみ方

【自作きりたんぽ】作って食べてみた|鍋だけじゃない、"おつまみ"という新しい楽しみ方

2026-04-27


きりたんぽとは|秋田が誇る、米どころの郷土料理

秋田と聞いて、多くの方が真っ先に思い浮かべるもののひとつが「きりたんぽ」ではないでしょうか。
発祥は秋田県北部の大館・鹿角地方といわれており、焼きおにぎりとお餅を合わせたような、香ばしくもっちりとした食感と味わいが特徴です。

観光名物として有名なきりたんぽですが、その始まりは、秋田県北部の山深い地域で働く人々の保存食・携行食だったといわれています。

そのまま食べるには物足りない冷えたご飯を、どうしたらまたおいしく食べられるか――。
その答えが、ご飯をつぶして棒に巻いて、火であぶる、という工夫だったのです。


作るのは、思ったよりずっと簡単

「郷土料理」と聞くと、なんだか難しそう、と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、きりたんぽは驚くほどシンプル。基本の材料は、ご飯と少しの塩だけです。

私の家では、余ったご飯や冷えたご飯をきりたんぽにして、鍋にして食べるのが定番でした。

火加減と焼き目さえ気をつければ、香ばしさと、もっちり感のある仕上がりに。
炊きたてのご飯はもちろん、少し時間が経って固くなったご飯でも、きりたんぽにすればまた違ったおいしさで楽しめます。


今回のおすすめ|"おつまみ"としてのきりたんぽ

きりたんぽといえば、やはりきりたんぽ鍋。
ですが、今回はあえて鍋にせずに楽しんでみようと思います。

 

- 香ばしい焼き目が、お酒の香りを引き立てる
- もっちりとした食感で、一口の満足感がしっかりある
- シンプルな味わいだから、たれや薬味のアレンジが効く
- 一本を切り分ければ、ちょうどいい一口サイズになる

といった具合で、大きな鍋を用意せずとも、色々なアレンジを気軽に楽しめるのでおすすめです。

今回は、フライパンに収まるように少し短めにして、**普通の油で焼いて味噌ダレを塗ったもの**と、**バター醤油で焼いたもの**を試してみました。

どちらも表面はパリパリ、中はもちっとして美味しい!
特に予想外だったのはバター醤油との相性。両方の甘みをきりたんぽが吸い上げて、かなり美味しく仕上がりました。

 

そして一部は、1人用の小さな鍋に入れて、鶏だし・チーズ・鶏ももを入れて洋風きりたんぽ煮込みに。
濃厚な旨みに浸ったきりたんぽはまさしく絶品!かなり満足度の高いご飯になりました。

おわりに

きりたんぽは、もともと余ったご飯を活かすための、暮らしの知恵から生まれた食べ物。
それが、今では秋田を代表する郷土料理となりました。

実際に作ってみると、その手軽さと、香ばしい焼き上がりに、きっと驚かれるはずです。
そして、定番の鍋だけでなく、おつまみや即席鍋といった気軽な楽しみ方を知ると、思ったより奥深いきりたんぽの魅力を感じられます。

皆様も、お米が少し余ったときや一工夫を加えたい時、ぜひ試してみてください。